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マルチ・トーカー・ネットワークとは?(第1回)

インスパイロの機能にマルチ・トーカー・ネットワークという機能が
あります。
なかなかわかりにくいので、紹介します。
FM を使うと話し手の声はしっかり聞こえるようになります。
学校で言えば、先生の話し声ははっきり聞こえるようになります。
これは最初のステップで、必ず必要なことです。
こんな感じです。

これで、先生の声がはっきり聞こえるようになります。
FM をつけた子供になったとイメージしてください。
教室は少し小さいですが、あなたは教室の真ん中にいます。

FM 送信機をつけた先生の声を聞こえますが、周りの生徒の声は
FM を使っていないので聞こえません・・・。
学校では、こんなケースがあります。
1.友達が発表する
2.2人目の先生がいる
3.前に出て作文を朗読する
ではこういうときにはどうしたら、あなたに友達の声、2人目の先生
の声が聞こえるようになるでしょうか?
答えは、「マルチ・トーカー・ネットワーク機能を使う」です。
周りの友達にダイナマイクというマイク型の送信機を持ってもらうこと
で友達の声は聞こえるようになります。

ちょっと違った角度から、マルチ・トーカー・ネットワークを見て
みましょう。
ここに書いてあるように、「親機」と「子機」があるんです。

実線:声を伝えています
点線:声を伝えません
親機と子機で何をやっているかというと、お互いにペアリングして
どの送信機が声を届けているかをチェックしています。
これで、同時に話しても必ず1つの送信機からの声だけを受信機に
届けることができます。
今日のブログだけでは伝えられないので、
『第2回マルチ・トーカー・ネットワーク』
講座を別の機会に書いてみます。

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