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りょうへいくん

りょうへいくんは岐阜県にお住まいの 6 歳の男の子です。4月から小学 1 年生になります。りょうへいくんの FM ストーリーはお母様に書いていただきました。FM システムを初めて試したときのりょうへいくんの表情がとても明るくなったことが印象深かったとのことです。それではりょうへいくんの FM ストーリー、お読みください!

インタビュー時期 : 2011 年 3 月

1. 自己紹介をお願いします。

難聴児通園施設と地域の保育園に通っています。恐竜とドラエモンが大好きで、マンガを読み始めると止まりません。ヒーローに憧れていて、保育園では毎日友達と戦いごっこで遊んでいます。

2. 現在お使いの補聴器を教えてください。

2010 年 8 月頃より、フォナック社のナイーダ Ⅲ SP を両耳で使っています。

3. 現在お使いの FM システムを教えてください。

2010年 12 月頃より、送信機は ZoomLink+、受信機は ML11i を両耳で使っています。ナイーダの購入を考えたころからFM システムのことも検討していました。

4. FM システムを使おうと思ったきっかけを教えてください。

通園施設の先生から就学後のことを考えて FM システムの説明を受けました。初めての試聴で遠く離れた場所からの指示がきちんと聞こえ、本人は「分かった!」ととても喜んでいました。私から見ても本人の顔の表情がすごく変わったので、ここまで聞こえるのだとびっくりしました。テレビなど普段の生活でも効果があることが分かり、購入にいたりました。

5. フォナックの FM システムを選ばれた理由がございましたら、教えてください。

取り扱いが簡単であることです。昔の製品は使いづらいとも聞いていましたが、今はとても使いやすくなっています。またナイーダのイージー FM 機能※も活用しているので、補聴器のプログラム切り替えをする必要がないので、とても便利です。

※: イージー FM
送信機のマイクロホンからの FM 音声を補聴器が感知すると、自動で専用プログラム「FM+M(エフ・エム・プラス・エム)」に切り替わる機能です。FM+M とは送信機からの音声(FM)と補聴器のマイクロホンからの音声(M)が一緒に聞こえるプログラムです。

6. どのようなシーンで FM システムを使っていますか。

幼稚園や自宅でのテレビ、外出時で積極的に使用しています。騒がしい場所でも私達の呼びかけにちゃんと反応してくれます。

7. FM システムを使ってよかったと思うことを教えてください。

りょうへいは聴力が 80 dB で耳をよく使っていて、おしゃべりも上手です。FM を使い始めて保育園の色々なシーンで本人が「FMを使ってください。」とお願いするようになりました。本人の聞きたい気持ちが強くなったのと同時に、周りの先生方も今まで聞こえにくかったこと、あやふやだったことを意識してくれました。

8. FM システムはどんな存在ですか?

聞くことが楽になり、聞く楽しみを増やしてくれる存在です。今までは字幕だけで満足していたテレビも「音が聞きたい」と言うようになりました。

9. FM システムの使用を検討されている方に伝えたいメッセージをお願いします。

難聴者のコミュニケーションは「目」「耳」「手」など色々な手段を用います。その中でも「耳」は環境や条件で一番影響を受けやすく不確かなものだと感じています。しかし FM を使用することで、そのブレを小さくすることができます。騒音下や遠く離れたところからの
呼びかけに「聞こえた!」と振り向いたこどもの表情はとても明るいですよ!

 

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