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[ご紹介]my roger story vol.6 <ロジャー ペン>

補聴器だけでは聞き取りの難しい場所で、より快適な聞こえをワイヤレスでサポートする補聴援助システム「ロジャー」。今回の my roger storyでは、耳かけ型補聴器「スカイ V」と「ロジャー ペン」を使用されている方の体験談をご紹介します。

ー ロジャーをお使いになる前に何かお困りのことはありましたか。

以前は、周囲の雑談や環境音による授業の聞き取りづらさが課題でした。補聴器だけだと前列3席以内に座っていても聞き逃しや聞き取りにくさ、周囲の騒ぐ生徒達による妨害があり、集中力が保てませんでした。音読発表や答えの発表は、人によっては全く聞き取れないことが多かったです。

ー 聞こえやすさはロジャーを使うことで改善されましたか。

ロジャーを使い始めたことで、先生の声が聞き取りやすく授業にも集中できるようになりました。発表を聞く場面でも、ロジャーを使用することで声の小さな子の発表でも聞き取ることができ、問題なく過ごせています。また、ロジャーを使うことで周囲への難聴アピールにも繋がり、周囲の生徒が騒いでいると「難聴の人が聞こえないから静かに!」と係の方や先生が制止してくださるので周囲の認識が上がり、配慮してくれるようになりました。ロジャーを使い始める前は授業中にストレスや疲れを感じていましたが、今では快適です。

ロジャーは学校の集会の時にも活躍しています。集会は広い体育館で行われることが多く、たとえば舞台の上の校長先生が話す声を普通のマイクで拾うだけだと、やはり補聴器では分かりにくいです。今までは支援の先生が横で復唱をしてくれていました。でも今は、ロジャーを演題の上に置くことで校長先生の話も聞き取れ、理解できます。
また、ロジャーは遠足や社会見学などの課外活動時にも役立っています。お店や施設の方がロジャーを手に持って説明をすることで、声が格段に聞き取りやすくなりました。今までのように内容を聞き取ることに無駄に集中しなくても済むようになり、疲れません。

ー ロジャーを使用される時に、特に便利に思われるのはどのような時でしょうか。

僕は学校生活のみでロジャーを使用していますが、ロジャーマイクロホンからの音が補聴器に直接届くところがとても便利です。たとえば授業参観の場合、担任の先生だけでなく保護者の方にもロジャーを渡すことで、保護者の話を聞き取ることができます。他の生徒の声などによる騒音下でも、きちんと聞き取ることができるので快適です。ロジャーを使う前は、夏場にセミの声と他の生徒の声と先生等の声を聞き分けることは不可能でしたが、今は聞き分けができています。先日、ロジャーを使い忘れた先生の声が聞こえなかった時に、普段ロジャーのおかげで聞こえて周りについていけてるんだと改めて自覚しました。

ー こういう使い方に気を付けた方が良い、こういう時に不便だったという例はありますか。

ロジャーを持ってる人の声しか通さないので、他の方の発表や聞き取りをする時にはその都度ロジャーを1 台渡さなければいけないところに、少し不便さを感じます。また、ロジャーを渡された方がロジャーの役割を理解していないと、ロジャーを膝の上に置いて話してしまうなど声がきちんと耳に届かない事態が起こり得るので、予めロジャーについて説明することが大切です。

ー どのような方にロジャーをおすすめしますか。その理由も教えてください。

僕と同じ難聴者で、学校で授業などを聞く環境、会議のある方は、ロジャーを使うことで聞き疲れが緩和されると思います。また、集中力の維持につながるのでおすすめです。

ー その他、ロジャーの購入を悩んでいる方へのメッセージなどありますか。

音や情報をキャッチするのにとても良い道具だと思います。是非、試してみて実感してもらえたら分かると思います。

 

■■ 担当フィッターに聞きました! ■■

ロジャーを簡単にお使いいただくために、事前に私の方で設定を行いました。
電源オンオフと音量調節、プログラム切替についてのみお渡しする前にご案内しています。また、主に学校生活でロジャーを使用されるということでしたので、予め学校側にロジャーの用途や使用方法をご説明しました。話者の方には補聴器の聞こえの限界やロジャーについて理解された上でお話いただくことで、難聴者がより楽しい学校生活を送ることができるようになると思っています。

 

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