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聴覚情報処理障害(APD)に関する記事のご紹介

聴覚情報処理障害(以下、APD)という症状をご存知でしょうか?

これは、聴力が正常(=聴力検査では問題ないと言われる)であるにも関わらず、学校または職場などの日常生活場面で聞き取りにくさを感じるという症状です。

もしご来店のお客様が聴力が正常にも関わらず、

  • 聞き返しや聞き誤りが多い
  • 雑音など聴取環境が悪い状況下での聞き取りが難しい
  • 口頭で言われたことは理解しにくい
  • 早口や小さな声などは聞き取りにくい
  • 長い話になると注意して聞き続けるのが難しい

などを訴えた場合は、専門家の受診をおすすめした方がよいかもしれません。

また、現段階においてAPDの発症原因についてはっきり解明できていない部分が多いですが、聞き取り困難に対する支援方法としては環境調整、聴覚トレーニング、代償的な手法の活用、心理的なサポートなどがあると言われています。

「環境調整」中では、補聴援助機器を利用して周囲の雑音を低減し、聞き取りの環境を良好にするという具体的な聞き取り困難に対する支援方法があります。

そこで、APDのお子さまがフォナックの「ロジャー フォーカス」を使用することによって学校生活が大きく変わったという事例が、NHK「未来スイッチ」で放送されました(国際医療福祉大学 小渕千絵教授に取材)ので、ご参考になれば幸いです。

■NHKの記事リンク:「未来スイッチ」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/miraiswitch/article/article48/

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