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[ご紹介]my roger story vol.1 

補聴器だけでは聞き取りの難しい場所で、より快適な聞こえをワイヤレスでサポートする補聴援助システム「ロジャー」my roger storyでは、外部マイクから直接補聴器に音を届けられる「マーベル補聴器」とロジャー最新機種「ロジャー セレクトiN」を使用した方のインタビューをご紹介します。
ー ロジャーをお使いになる前に何かお困りのことはありましたか。
去年補聴器をマーベル補聴器に買い変えたんですね。以前使っていた補聴器だと相手の声があまり届かず、こうやって会話をすることは100% 無理なので相手の口を読むしかなかったんです。マーベル補聴器に変えたら音量がアップして相手の声が聞こえるようになりました。でも、たとえばマスクを着けた方に話しかけられると何を言っているか分からなくて。ロジャー セレクトiN を使うとマーベル補聴器で声が聞こえるので、音質はちょっと不
満があるんですけれど、とりあえず会話が出来るようになりました
ー 聞こえやすさはロジャーを使うことで改善されましたか。
そうですね。補聴器だとこれだけの距離でも声が小さかったりすると本当にびっくりするほど届いてこないんですけれども、ロジャーは小さな声を増幅しますよね。声が健聴者と同じくらいの音量で聞こえてくるんです。
ー ロジャーをどのように使用されているか、何か具体的なエピソードがあれば教えてください。
飲食店など騒がしい所だと補聴器は100% ダメで。そこでロジャーを試しに使ってみたんです。そしたら自分のそばに座っているグループの声が割と集中的に入ってくるので、もう全然違っていて。以前は飲食店は100% お断りだったんですけれども、今だったらちょっと参加してもいいかなと思います。あと、ロジャーを使おうと思ったのは会議で困っていたからだったのですが、打合せで意外と役に立っていて。打合せをすると結構飲食店と同じような状態が生じますが、テーブルに置いておくと補聴器よりもロジャーを使った方が近辺の人の声が届きやすくなりました。わりと少人数の打合せの時でも持って歩くようになり、重宝しています。
ー ロジャーを使用される時に、特に便利に思われるのはどのような時でしょうか。
居酒屋で話ができるようになったことと、打合せや会議の時に声が届くようになったことですね。特に嬉しかったのはボタン一つでつなげられることです。これが2 回ボタンを押す仕様だとたぶん緊急的に使いづらく、こんな頻繁に仕事で使うようにはならなかったかもしれません。電源を入れると一発でつながるのは、すごく嬉しい。
ー どのような方にロジャーをおすすめしますか。その理由も教えてください。
仕事する人には便利だと思います。打合せがあって普通に健聴者に混じって配慮なしで仕事している人には、おすすめかなと思います。ロジャーって補聴器より凄くダイレクトな音なんですよ。はっきり言うと音質は悪いなと思うんですけれど、太い音が聞こえてくる感じがするので、重度の方でも補聴器よりロジャーの方がよく聞こえるかもしれないですね。健聴な人が聞いてる声っていうのは繊細な音なんですよね。補聴器によって繊細な音とかありますけれど、繊細な音だとやっぱり聞きとれないことが多くて。だから、ロジャーのアナログ的などんとくる音の方がむしろ聞き取りやすいかなと思います。
ー こういう使い方に気を付けた方が良い、こういう時に不便だったという例はありますか。
例えば一人と会話をする時や打合せをする時にロジャーを置くことはみんなOK してくれるのですが、相手に付けてもらうのはちょっとハードルが高くて。要はまだ有効に使い切れていません。
ー ロジャー セレクトiN のタッチセンサー(聞きたい方向を手動で選択する機能)は試されましたか。
これはもうしょっちゅう使っています。自分の声が入るのがすごく苦痛なので、必ず自分のところは外しています。
 

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