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[ご紹介]my roger story vol.5 

補聴器だけでは聞き取りの難しい場所で、より快適な聞こえをワイヤレスでサポートする補聴援助システム「ロジャー」。 my roger storyでは、外部マイクから直接補聴器に音を届けられる「マーベル補聴器」とロジャー最新機種「ロジャー タッチスクリーン マイク」を使用した方のインタビューをご紹介します。
ー ロジャーをお使いになる前に何かお困りのことはありましたか。
仕事をしていると様々なシチュエーションで会議をすることがありますが、補聴器のみだと会議室や出席者数によってきこえが左右されるため、話を聞き取ろうとすることにストレスを感じることが多々ありました。また、最近ではリモート会議の機会が増え、パソコンのスピーカーからの音がはっきり聞こえず、会議についていくことが困難でした。
ー 聞こえやすさはロジャーを使うことで改善されましたか。
ロジャー タッチスクリーン マイクを使用することで集音性がとても向上し、多少遠く離れて話されても耳元で話しているように聞こえました(※会議の場面です)。また他社のFM マイクとは異なり、電波状況によって発生するノイズがなく、気になるような機械的な雑音が発生しません。それらの効果で、会議中に無理に音を拾おうとする意識のストレスが格段に減り、会議の内容に意識を集中させることが可能になりました。
ロジャーをどのように使用されているか、何か具体的なエピソードがあれば教えてください。
対面で行う会議では、自分と自分の位置から一番離れている人との中間位置にロジャーを配置しています。セミナーのような一方通行式の会議の場合は、首掛けモードで話者に首からかけていただいています。
ロジャーを使用される時に、特に便利に思われるのはどのような時でしょうか。
今はフォナック バート マーベル(耳あな型補聴器)を装用して生活をしており、バート マーベルとロジャーの接続互換性がとても良いのが利点です。バート マーベルの近くでロジャーマイクロホンの接続ボタンを押すだけで簡単につながり、ロジャーマイクロホンのスイッチをオフにすると自動的に補聴器が通常プログラムに切り替わるのが良いですね。また、専用のアプリ(マイフォナック アプリ)を使用することで、ロジャーマイクロホンとバート マーベルのマイクのバランスを調整することができるので、ロジャーマイクロホンからの音、もしくはバート マーベルからの音のどちらかに集中したい時の調整に使っています。
ー こういう使い方に気を付けた方が良い、こういう時に不便だったという例はありますか。
ロジャーの集音性が良いことで、逆に些細な音まで拾ってしまうことがあります。ロジャーの近くで資料などをまとめられたり、触られるとそちらの音を強く拾ってしまい、話し手の声が聞こえづらくなってしまいます。ロジャーを使用する際には、なるべく資料から離れた場所に置くことをおすすめします。
ー どのような方にロジャーをおすすめしますか。その理由も教えてください。
広い会議室で会議をする方には特におすすめします。また、集音性を重視するのであれば、ロジャー タッチスクリーン マイクは多少離れた人の声もクリアに聞こえるので良いかと思います。また、なるべく荷物をコンパクトにしたい方にもロジャーはおすすめです。補聴器がフォナック製であれば補聴器とロジャーだけの持ち運びになるので、荷物がかさばりません。
ー その他、ロジャーの購入を悩んでいる方へのメッセージなどありますか。
普段は読唇術で口話によるコミュニケーションを行なっています。しかし補聴器のみでは限界があるため、ロジャーを愛用しています。100%聞こえるようになるわけではありませんが、耳に入ってくる音がより明瞭に、大きくなるだけでもコミュニケーションが楽になります。ロジャーをお試しいただければ、きこえの世界がまた変わってくるのではないでしょうか。
 

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