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[ご紹介]my roger story vol.7 

補聴器だけでは聞き取りの難しい場所で、より快適な聞こえをワイヤレスでサポートする補聴援助システム「ロジャー」。今回の my roger storyでは、「ロジャー セレクト」を仕事の現場で活用されている方の体験談をご紹介します。

ー ロジャーをお使いになる前に何かお困りのことはありましたか。
会議の時の聞こえで困っていました。会議中は補聴器の聞こえだけだと周りの音が入ってしまい、何と言っているか理解できませんでした。
 
ー 聞こえやすさはロジャーを使うことで改善されましたか。
ロジャーを使い始めてから、会議でも言葉をはっきりと聞き取れるようになりました。距離が離れていても、常に耳元で話してくれているような感覚になるため、楽に聞き取ることができます。また、話し手がロジャーを持つことにより、難聴者がいることのアピールにもつながります。そのお陰で、「聞こえているかどうか」について、周囲の方々が確認をしてくださるのが以前とは違う大きな変化です。
私はさまざまな規模の会議に参加する機会があるのですが、中でも25 人規模の会議に月2 回ほど参加しています。会議が行われる場所は20 畳程度の広さですが、廊下を通る人が多いため、環境としては騒音下となります。そこで、会議の話者にはロジャーを首からかけてもらい、ロジャーを回しながら話していただくことで、声がはっきりと耳に届いています。また、この会議とは別に100 人規模の大きな会議にも月に一度参加しています。その際はいつも、持ち運び式のスピーカーとアンプを使用しており、スピーカーの前にロジャー セレクトを置いて、マイクの集音の向き(指向性)がスピーカーの方を向くように設定しています。

ー どのような方にロジャーをおすすめしますか。
聴覚を活用して会議等に参加される方におすすめです。特に、中途失聴者の方に良いと思います。要約筆記や手話通訳の場合は会議の内容がそのまま伝わることは難しいですが、ロジャーを使うことで、相手が発した質問の意図を的確に捉えることができると思います。
ー その他、ロジャーの購入を悩んでいる方へのメッセージなどありますか。
まずはロジャーを試していただきたいと思います。自分の社会参加の仕方が大きく変わる可能性もあります。私は両耳100dB を超える中途失聴者ですが、ロジャーを使うことで、以前使用していたFM システム使用時よりもはっきりと聞こえるようになりました会議の流れについていけないことが減ったので、仕事の効率が向上したと思います
三國さまの詳しいストーリーは、こちらからご覧ください。

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