冬の静電気
2014年1月17日
寒い日々が続いていますね。
寒い冬は特に暖房器具などを使用する時間も長くなります。
さらに、毛糸やフリースなどの暖かい素材を着用することによって
悩まされるのが「静電気」です。
ビビビ!とくる「静電気」ですが、補聴器を扱う人にとっては特に注意が必要ですね。
静電気によって補聴器が故障することがあるからです。
実際に、冬になると静電気による故障のため修理件数も多くなります。
そもそも静電気の「ビビビ!」とはなんでしょうか。
特に化学繊維を用いた衣服がこすれることによって帯電した電気が、何かに触った瞬間に放電したときに発生するのが「ビビビ!」なのです。
発生を防ぐには電気を帯電させにくくし、常に電気が逃げやすい状況を作ることが
大事です。
フォナック・ジャパン本社でも、静電気に対する工夫をご紹介いたします。
ラボの中ではこのスリッパを履いています。
放電するような素材で作られたスリッパです。
体に電気がたまらないので、
何かに触った瞬間に「ビビビ!」という現象を避けることができます。
そのほか、ラボ内にはたくさんの加湿器が置いてあります。
ご存知の通り、静電気の発生には湿度が大きく関係しますので、
加湿器は不可欠なのです。
同時に風邪の予防にもなりますので、一石二鳥ですね。
生活の中での静電気対策として、皆様も是非お試しください。