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象の耳

夏真っ盛り、暑い日が続いておりますが、夏休みのご予定はお決まりでしょうか。
ご家族で動物園に行かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日は動物園にいる動物達の中でも最もポピュラーで人気者の「ゾウ」の耳についてのお話です。


ゾウが耳をパタパタを動かしているのを見たことがあると思いますが、あの行動、実は体温の調節をしている行動なのです!

ゾウの大きな耳の表面には太い血管がたくさんあり、ウチワのようにパタパタ耳を動かすことで、血液を冷まして体温を調節することが出来るようになっています。

実際に動物園に行った時には耳の血管に注目です!
今の暑い季節はパタパタしていると思います。

大きな耳を持っているゾウですが、実は耳も良いのです。




ゾウは20Hz以下の低周波(人間には聞こえません)でコミュニケーションを
取っています。この低い音で10km離れたゾウと会話が可能です。

更に大きな足の裏で地面の振動を受け取り、骨伝道により耳で感じることが出来るのです!

この特殊な能力によって、足踏みで何kmもはなれたゾウとコミュニケーションを取ったり、30km~40kmも離れた場所の雨や雷を察知することが出来るそうです!!!
水を探して適当に歩き続けているわけではない!ということです。

いかがでしょうか、大きいだけではないゾウの耳。
野生のゾウはこれらの能力によって、厳しい大自然を生き抜いているのですね。

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