「誰でも、どんな環境にあっても学ぶことをあきらめてほしくない」～やさしい字幕～動画教材のご紹介

ろうや難聴など聴覚障害を持っているお子さま向けの字幕付き学習教材のご紹介です。

2021年、国内では初めて、すべての映像教材に「やさしい字幕」という字幕付き動画教材をつけることを行った【NPO法人eboard（イーボード）】様。

「誰でも、どんな環境にあっても学ぶことをあきらめてほしくない」という思いから、活動が始まっています。

 コロナ禍、ろう・難聴の子がオンラインで学べる「やさしい字幕」教材

eboard様は、昨年2020年の新型コロナウイルスの感染拡大による全国一斉休校の折、ろう・難聴の子を持つご家庭、ろう学校の先生方から「映像授業に字幕をつけてほしい」とのお問い合わせを、数多く頂いたそうです。

休校時、そして１人１台の端末が普及した現在、政府からオンライン学習が推奨されていますが、聞こえに配慮された教材は、非常に数が限られているのが現状です。

こうした課題を受けて、2020年9月から2021年の8月にかけて、eboardの映像授業約2,000本に字幕をつける活動を行われました。

字幕はすべて、ろう・難聴の子の言葉の発達を考慮し、学習のハードルが下がるわかりやすい日本語の字幕（やさしい字幕）に編集されています。

小〜中学生の学習内容を網羅的に扱った教材の中で、国内で唯一、字幕による情報保障がなされた動画教材です。

eboard様の教材は、ご家庭や公立学校、教育委員会が運営する施設等では、無償でご利用頂けるようになっています。

教材についての詳細は▶ 【NPO法人eboard（イーボード）】または 【やさしい字幕】で検索してください。

NPO法人eboardについて

NPO法人eboard（イーボード）は「学びをあきらめない社会を実現する」というミッションの下、オンラインで無償で学べるICT教材eboardを開発・運営。
eboardは、2,000本の映像授業と10,000問のデジタルドリルで学習ができ、全国5,000カ所以上の学校・教育機関で導入されるなど、毎月20万人以上のアクセスがあります。