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3月3日は「国際耳の日」です。

3月3日は「耳の日」です。

3月3日は、電話の発明者で、ろう教育者であったグラハム・ベルの誕生日であり、3の形が耳の形に似ていること、33で「ミミ」という語呂合わせになることなどが理由と言われています。
耳や聴力について多くの人の関心を集めること、そして難聴と言語障害をもつ人たちの悩みを少しでも解決することを目的として、1956(昭和31)年に日本で「耳の日」が日本耳鼻咽喉科学会の提案により制定されました。
 
世界でも2007年にWHOが3月3日を「World Hearing day」(国際耳の日)とすることを宣言しました。

” To hear for life, listen with care!”

2022年の「国際耳の日」のテーマは” To hear for life, listen with care!”で、「日々の聴覚ケアを意識することで、健康な聞こえの寿命を維持しましょう!」というメッセージです。WHOは、健康な聞こえの寿命を維持する手段として、日々の聴覚ケアの重要性に焦点を当てています。
2021年、WHOは聴覚に関する世界レポートを発表しましたが、これは難聴とともに生き、難聴のリスクがある人々の数の増加を浮き彫りにしました。 そして、騒音制御の重要性を強調しました。
 
近年ではヘッドホンやイヤホンで大音量や長時間使用し続けることが原因とされる、若年層でのヘッドホン難聴(騒音性難聴)の増加も報じられています。
一度失われた聴力は簡単には改善しないと言われており、適正な音量を守って聴くことが大切です。
日々の暮らしの中での聴覚ケアを意識することで、健康な聞こえの寿命を維持していきたいですね。
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