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フォナックの「ホイッスルブロック・テクノロジー」

今日は、フォナック補聴器の自慢の機能
「ホイッスルブロック・テクノロジー」を紹介します。
「ホイッスルブロック・テクノロジー」は一般的には
「逆位相ハウリング抑制」などと称される、
その名の通りハウリングを抑える機能です。
ハウリングは補聴器のスピーカー(レシーバー)から出た音が、補聴器のマイクに届いてしまい、音の出力と増幅を繰り返してとても大きな音となってしまうことが主な原因です。
通常、適切な耳せん(オーダーメイド補聴器であればシェル形状)
であればこういったことが起こるケースは少ないですが、
様々な理由で、耳せんまたはシェルと耳の隙間が大きくなり、
ハウリングが起こることがあります。
フォナックの「ホイッスルブロック・テクノロジー」は、補聴器のボリュームを下げること無く、ハウリングの要素だけを的確に捉え抑制します。
「ホイッスルブロック・テクノロジー」オフの状態:
赤い点線の部分がハウリング音。

「ホイッスルブロック・テクノロジー」をオンにした状態:
赤い点線の部分がなくなっているが、他の音には影響していない。
「ホイッスルブロック・テクノロジー」をわかりやすくご説明すると、ハウリングを感知した時にボリュームを下げるのではなく、ハウリングの要素と同じ音を作り出して打ち消し聞こえなくする、逆位相という技術を使っています。
次回は、この「ホイッスルブロック・テクノロジー」
が的確にハウリングを抑えられるもう一つの理由を紹介したいと思います。
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