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データログの装用時間の集計方法


フォナックのデータログでは、オートマチックプログラムがどのぐらいのプログラムの割合になって使われていたのか集計されるようになっていますが、そもそもデータログの画面にでてくるプログラムの分類(%)はどのように計算されているのでしょうか。

とくに、フォナック独自の自動プログラムである「サウンドフロー」は音環境に対応して「静かな環境」、「環境下でのことば」「騒音下での快適性」「音楽」プログラム(サウンドフロー・プレミアムの場合は最大4つのプログラム)が同時に使われているマルチプログラムですが、データログで集計されている時間は、サウンドフロー内で環境分析した結果を元に割り振られたプログラムの割合を元にしています。例えば、装用時間100時間であり、そこでは『静かな環境』が80%、『騒音下でのことば』が20%であるような環境下でサウンドフローを使用した時、データログに集計される時間は、『静かな環境』が80時間、『騒音下でのことば』が20時間ということになります。

集計時間に関わる他の注意点
データログはデータ蓄積は電源を入れてから連続装用時間が30分以上でないと全く蓄積されません、25分使って電源を切ってを3回繰り返したとしても合計75分使ったとみなされないのです。(この場合は0分です)最初30分以上使ったあとは60分毎にデータログは更新されています。お子さんが補聴器を使い始めで、装用時間を延ばすようにがんばってはいるものの、思った以上に総合時間が短い場合、あるいは「たくさん使っているはずなのにどうして?」と思われる場合は、電源を入れたり切ったりを繰り返していることが考えられます。

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