展示会で健聴者にも頼もしいロジャー
2022年10月21日
10月5日から7日まで開催された国際福祉機器展の最終日、フォナックはロジャーの機器サポートをさせていただきました。
今回フォナックがサポートさせていただいたのは、「DO-IT Japan」プロジェクトに参加されている方々。今回のイベントに参加された障がいや聴覚過敏などの課題を抱える学生の方々および先生方に、ロジャー フォーカスやロジャー ネックループ、ロジャー タッチスクリーンマイクなどをお試しいただきました。
この日の展示会場は3万人近い大変多くの参加者で賑わっており、高い天井で広大な空間という、非常に音が反響する環境下。ご一緒させていただいたフォナックの健聴スタッフにとっても周囲の方の声を聞き取ることが難しかったので、ロジャー フォーカスを着けて一緒に会場内のブース巡りをさせていただきました。
DO-IT Japanの皆さまは当初、一部の先生方がロジャー タッチスクリーンマイクを、他の何名かの方々がロジャー受信機をお着けになっているのみでしたが、展示ブースを巡り始めてからは徐々に使用を希望される方が増え、最終的にはフォナックがお持ちしていたロジャーを全て使っていただきました。
展示会場をご一緒させていただいた中で、グループで行動すると話者からどうしても距離が離れてしまうので話者の声が聞き取りづらいこと、特に展示会場の様な騒音下、そして反響する環境では聞き取りが困難になることを痛感すると共に、そのような環境下では難聴者ではなくともロジャーが一つの支えとなることを改めて実感しました。
フォナックは今後も、一人でも多くの方々のゆたかな聞こえのために、様々な活動を通してサポートしてまいります。