ロジャーユーザーからお悩みを聞きました
先日、聴覚障害児・者とその家族のための情報ポータルサイトを運営されている「みみプラネット」様主催の「困りごと解決!ロジャー座談会」イベントに参加させていただきました。
今回のイベントに参加されたのは、ロジャーを実際にお使いの方々と、ロジャーの使用を検討中の方々。
皆さまからは「紐の長さはどの位が良い?」、「マイクが集音できる距離はどのくらい?」、「ロジャーのことを学校で理解してもらえない。拡声する一般的なマイクと混同されてしまう」、「マイクの向きを間違って使われてしまう」などなど、様々なお悩みや疑問の声が挙がり、それらの声を反映させたチラシ作成のワークショップが催されました。
ロジャー タッチスクリーンマイクの基本をもっと知ってもらう
3グループに分かれてワークショップを行ったのですが、驚くことに結果的にどのグループも、ロジャー タッチスクリーンマイクを正しい位置で装用した人をチラシの中心に描いていました。
ロジャー タッチスクリーンマイクは基本的に口元から15cm程度の位置になるようストラップ調整していただく必要があるのですが、実際はストラップを長くしてIDカードと同感覚で身につけられているケースも少なくないようです。
フォナックとしては改めて、ロジャー タッチスクリーンマイクの正しい装用位置・使用方法を啓発する必要性を思い知りました。
ロジャー試聴体験
ワークショップ開催中に、送信機はロジャー タッチスクリーンマイク、受信機はロジャー フォーカス IIの使用体験をしていただきました。初めてロジャー フォーカスIIを体験された方々からは、「がやがやする中でも、すぐ耳元で送信機を着けている方の声が聞こえた」、「送信機を着けている方が教室の外に出ても聞こえた」、「グループディスカッション中は、送信機をミュートにしてもらうことでグループディスカッションをスムーズに続けられた」など、驚き混じりの感想をいただきました。
ロジャーは、聞こえの課題がある環境やシチュエーションで実際にお試しになることがおすすめです。ご興味のある方は是非、お近くの補聴器販売店にご相談ください。