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ロジャー オン第2世代新発売

簡単操作でよりよい聞こえをサポートする近距離対応マイク搭載の送信機ロジャー オンが、さらに進化。オンライン通話に最適な新機能や充電時の利便性を向上する付属品が加わった「ロジャー オン V2」と「ロジャー オン iN V2」が202391日より発売されます

※従来より販売しております「ロジャー オン」「ロジャー オン iN」は2023年9月29日をもちまして一般販売終了となり、以後は障害者総合支援法対応のみの販売となります。

今から10年前に誕生した、デジタルワイヤレス補聴援助システム「ロジャー」。

研究によると、補聴器とロジャーを一緒に使用することでことばの理解が最大61%改善することが明らかになっており*1、日本を含め世界各国の様々な職場や教育現場において、ダイバーシティ&インクルージョン推進の一環として導入が拡がっています。

今回発売となるロジャー オン V2 / iN V2は、昨年発売され欧州でレッドドットデザイン賞、iFデザイン賞、ドイツイノベーション賞を獲得した「ロジャー オン」及び「ロジャー オン iN」の後継モデルとして、一段と使いやすい仕様になりました。

使いやすさを追究した、近距離対応マイク内蔵のロジャー送信機

ロジャー オン V2 / iN V2には、作業中の快適さを高める新仕様が備わりました。

● オンライン通話を快適にする「ヘッドセットモード」機能搭載

  • 指向性マイクにより、騒々しい場所にいても通話相手に雑音を抑えた音声を届けるので、ロジャー使用者も通話相手も聞き取りがスムーズに
  • 補聴器や人工内耳装用者はヘッドセットを頭部に装着すると痛みを伴うことがありますが、ロジャー オン V2 / iN V2および補聴器(ないし人工内耳)自体がヘッドセットとして機能するため、ロジャー オン V2 / iN V2本体を胸元に装着またはデスク上に置いて快適に使用できます

● 充電しながらテレビや音楽鑑賞を可能にする、ドルビーオーディオ対応の「ドッキングステーション」付属

  • これまでロジャー オンの有償オプションであったドッキングステーションが、ロジャー オン V2 / iN V2では付属品に。購入したその日から、使い勝手がより便利になります。

多彩な状況の聞こえをスマートにサポート

従来のロジャー オンの便利な機能ももちろん備わっています。

  • 日本国内で販売されているほぼすべての補聴器と人工内耳に対応
  • 話し手の方向を自動検出して声を聞き取りやすくする、マルチビームテクノロジー 0*2搭載
  • 環境や状況に応じて使い分けできる、3種のマイクモード
  • 重さ27g長さ10㎝の手のひらサイズで、手軽に持ち歩き可能
  • スマートフォンによる簡単操作が叶う、マイロジャーマイク アプリ対応
  • ロジャー受信機の機能を補聴器*3にインストールすれば、日常の持ち運びがさらに身軽に*4

これからのダイバーシティ社会の頼もしい味方となる、超小型マイクのロジャー オン V2。授業、会議、講演など、補聴器だけでは聞こえにくい場面に自信を持っておすすめします。

ロジャー オン V2 ロジャー オン iN V2 について、フォナック補聴器のウェブサイトもご覧ください。

出典/参考資料:
*1 Thibodeau L. M. (2020) Benefits in Speech Recognition in Noise with Remote Wireless Microphones in Group Settings. Journal of the American Academy of Audiology, 31(6), 404–411.
*2 ロジャー オン/ロジャー オン V2/ロジャー オン iN V2と接続したロジャーダイレクト対応補聴器を両耳装用した場合のみ利用可能。
*3 ソノヴァ・ジャパン株式会社が発売するルミティ、パラダイス、マーベルシリーズの補聴器のみ対応。
*4 補聴器へのインストール機能はロジャー オン iN V2のみ対応。
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