補聴器の風雑音対策【オーディオロジーブログ】
2024年1月16日
補聴器をお使いの方の中には、冬の強い風が補聴器に当たってうるさい!…という方もいるのではないでしょうか。
特に、趣味で野外活動やマラソンをする方にとっては困っている場面も多いかもしれません。
補聴器の「風雑音」は、強い風が補聴器のマイクに直接あたる事によって発生します。
この風雑音を少しでも快適にするため、補聴器の中には風切り音抑制機能がついているものもあります。
フォナック補聴器には「ウインドブロック」という風切り音抑制機能があります。
ウインドブロックは補聴器に搭載された2つのマイクロホンの情報から風雑音を検出し、自動的に抑制します。
そしてなんと、フォナック補聴器の最新の「ルミティシリーズ」には、それまでは90クラスと70クラスにしか搭載されていなかったこの機能が全てのクラスに搭載されています!
プログラム機能のついているフォナック補聴器をお使いの場合は、ウインドブロックを強く設定したプログラムを用意して場面によって切り替えることもできます。ぜひ、販売店で相談してみてください。
もし、現在お使いの補聴器に風切り音抑制機能がなく、応急処置としてなにかできることはないか…
という場合は、補聴器のマイクに直接強い風が当たらないよう、後ろからの風を遮ってくれるようなつばの広い帽子をかぶったり、
市販されている耳かけ型補聴器用のカバーを使ってみても良いかもしれません。
フォナックは、少しでも皆さまの聞こえがゆたかになることを願っております。
各製品について、詳しくは以下のフォナック補聴器ホームページをご覧ください。