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オーデオ インフィニオの【IP68を超える】防水性能とは

フォナック補聴器の最新シリーズ、「インフィニオ」の耳かけ型RICタイプ、オーデオ インフィニオはIP68を超えるウォーターブロック仕様となっております。今回はそんな「ウォーターブロック」について改めて説明します。

IP68とウォーターブロックの違い

まず、IP68とは、IP規格に則り定められた試験基準をパスしたことを表しています。真水を使い、以下条件で行ったテストの結果、濡れても、乾燥すれば直接的な故障にはなりません。

※JISC0920:2003 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)日本では、日本工業規格及び社団法人・日本電機工業会がIEC529に準拠してIP表を規格化していま す。(JIS C 0920-1993 & JEM1030-1983)

ただ、日常生活の中で、補聴器が影響を受ける「水分」がいつも「真水」とは限りません。特に、連日30度を超える真夏日となると、やはり気になるのが汗です。

ウォーターブロックとは

●密閉ハウジングと特殊コーティング

オーデオ インフィニオは、「IP68を超える防水・防汗性」を実現したウォーターブロック補聴器です。優れた防水・防汗性を実現するために、具体的には以下の工夫が施されています。

ウォーターブロックの特徴の一部

  • 補聴器ハウジング(外側ケース部分)のプラズマコーティング
  • 宇宙開発でも使用されるパリレンコーティングで内部回路を保護
  • 充電池が濡れないように電池収納部に入れ、継ぎ目をシーリングして完全密閉

このように、従来の補聴器とは異なる頑丈な設計により、防水性能を強化しています。

●実証されたスイス・メイドの信頼性

そして、その耐久性を実証するために135項目、合計10,000時間の個別試験を実施。

これは、1日16時間装用した場合で約2年間、厳しいテストを行い続けたことになります。

様々なテストの様子

ウォーターブロックなら、色々な場所で安心して使える

オーデオ インフィニオは下記のような場所でお使いいただく事ができます。

とはいえ、補聴器は精密機械です。完全防水ではありませんので、下記のような使用は避けてください。

  • シャンプーや石鹸を暫く付着させること
  • 温泉で潜水させること
  • 強い水圧を直に当てること
  • 使用温度が5℃~40℃を超えないこと
  • 水深が50㎝を超えること

フォナック オーデオ インフィニオと、暑い夏でも、安心で快適な日々をお過ごしください。


[参考リンク]

新プラットフォーム「インフィニオ」誕生

オーデオ I-R 新発売

クロス I-R新発売

・一般のお客様向けウェブサイト:PHONAKブランドサイト

 

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