まるでカメレオン!?オートセンスOSとは
フォナックの「オートセンスOS」とは
「オートセンスOS」とは、フォナック補聴器に搭載されている自動環境適応機能の名前です。補聴器が周囲の音環境を分析して、自動でその時、その環境に最適な設定にしてくれます。
それはまるで、カメレオンが環境に合わせて体の色を変えるように。
補聴器って、音を大きくするだけじゃないんです
「補聴器=音を大きくする機械」と思われる方もいるかもしれません。しかし実は、今の補聴器はとても複雑で、様々な機能が搭載されています。
たとえば、賑やかなレストランでは、雑音を抑えて聞きたい人の声を届けてくれます。反対に、静かな場所で小声で話しかけられた時には、その小さな声もしっかり大きくしてくれます。
他にもさまざまな機能を利用して、会話をサポートし、そして快適に使えるように研究・開発されているのが現代の補聴器になります。
しかし、すべての機能がいつもフル稼働しているわけではありません。少し思い出してみてください。あなたは昨日、どんな音の中で一日を過ごしましたか?
朝は静かな家の中、昼は車の音が行き交う通勤路、夜はテレビや家族の声…。
週末ならまた、まったく違う音が聞こえていたはずです。
人は、毎日色々な場所で、さまざまな音の中で過ごしています。そんな周りの環境に応じて、必要な機能を自動でしっかりと働かせる。それが、オートセンスOSの役目です。
どんなシーンでも、補聴器まかせで”いい音”に設定
オートセンスOSは長年にわたるAIによる機械学習で進化してきました。1秒間に700回、周囲の音環境を分析して、最適なプログラムを自動的に選択・ブレンドします。設定を切り替えるのではなく、”ブレンド”するので、音が自然に変化します。
補聴器を使っている方は、「今変わった」と気づくことはほとんどありません。知らないうちにその時に最適な設定になることが特徴です。
フォナックのすべての補聴器に搭載
オートセンスOSは、2025年8月時点で発売されているフォナック補聴器すべてに搭載されています。
自動で最適な設定にしてくれるから、特別な操作も必要ありません。まるでカメレオンが環境に合わせて体の色を変えるようにシームレスに周りの環境に適応する「オートセンスOS」。
気になった方は、ぜひお近くの補聴器販売店でチェックしてみてください。