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ロジャー マルチトーカーネットワークとは? 教室での活用方法やメリットを解説

ロジャー マルチトーカーネットワーク(以下、MTN)は、複数のロジャー マイクを連携させ、教室内のさまざまな話し声や音声を聞き取りやすくするシステムです。

本記事では、MTNの仕組みやメリット、教室での活用方法を紹介します。

ロジャー マルチトーカーネットワークとは

マルチトーカーネットワークは、フォナックが開発した複数のロジャー マイクを1つのシステムとして連携させる機能です。これにより、聞こえに困難のある子どもたちは、先生の声をより明瞭に聞き取れるだけでなく、教室でのディスカッションに参加したり、パソコンやタブレットなどの機器から流れる音声の聞き取りやすくなります。

この記事では、教室でのMTNの活用方法について、ロジャー タッチスクリーン マイクを使用した方法をご紹介いたします。

教室でのロジャー マルチトーカーネットワークの活用方法

教室では、話し声はさまざまな方向から聞こえてきます。

  • 教室前方で話す担任の先生
  • 横で指導する副担任や支援員
  • 自席から発言する児童・生徒
  • パソコンやタブレット、動画教材などの音声

さらに、椅子を引く音や紙をめくる音、周囲の話し声といった生活音や環境音も加わり、聞き取りを難しくしてしまいます。MTNは、先生や支援員、児童・生徒が使用するロジャー マイクからの音声を、聞こえに困難のある子どもの補聴器や人工内耳へ直接届けることで、こうした課題を解決します。

ロジャー マルチトーカーネットワークの仕組み

MTNは、Voice Activity Detection(音声検出技術)を搭載しています。このアルゴリズムが周囲の音環境をリアルタイムで分析し、「音声と雑音を判別 → 話している人を検出 → 最適なマイクモードへ自動で切り替える」ことで、自然で聞き取りやすい会話を実現します。

ロジャー タッチスクリーン マイクを使用したMTNには、用途に応じて2つの動作モードがあります。

① ミキシングモード

おすすめの場面:

  • 担任と副担任・支援員が一緒に授業を行う
  • パソコンや動画教材の音声を使用する
  • 児童・生徒との質疑応答やディスカッションが多い授業

このモードでは

  • 先生2人のロジャー マイクが同時に動作し、それぞれの声を同時に送信
  • パソコンや動画などの音声も先生の声と一緒に聞こえる
  • 児童・生徒用ロジャー マイクからの発言も同時に届けられる

それにより、会話が途中で途切れることなく、自然なコミュニケーションが可能になります。複数人で進める授業やグループディスカッションでも、スムーズに聞き取ることができます。※同時に聞ける音声は2つまで

② 優先順位あり(モード)

おすすめの場面:

先生の説明が最優先であり、確実に先生の話を聞き取ってほしい授業。

このモードでは

  • 先生の送信機がメインの送信機として設定される
  • 先生が話している間は、先生の音声が最優先で届けられる
  • 児童・生徒が話していても、先生が話し始めると児童・生徒用の送信機は自動的にミュートされる
  • パソコンや動画の音声を再生中でも、先生が話し始めると再生音は一時停止される

常に先生の声が最優先になるため、他の音に邪魔されることなく、授業で最も重要な先生の説明を確実に聞き取ることができます。

ロジャー マルチトーカーネットワークに対応するロジャー マイク

教室用のMTNでは、最大35台のロジャー マイクを1つのネットワークとして接続できます。主な対応機器は以下のとおりです。

ロジャー マイク 主な使用方法
タッチスクリーン マイク 先生用ロジャー マイク
パスアラウンド マイク 児童・生徒用ロジャー マイク
マルチメディア ハブ パソコンやタブレット、動画教材などの音声入力用デバイス

これらを組み合わせることで、教室内のさまざまな音声を、聞こえに困難のある子どもへ最適な形で届けることができます。


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