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一時的に2つのネットワークグループを作る機能(SubNet)

Roger inspiro (送信機)が2台ある時に使える便利な機能を紹介します。

授業中に生徒を2グループに分けて、それぞれのグループで話し合いや作業をすることがありますよね。
そんな時、下のイラストのように、Roger も2つのグループに分けることができます。

その際、SubNet(サブネット)という機能を使うのですが、この機能は子機となるRoger inspiro の左ソフトキーに予めSubNet の機能を割り当てておく必要があります。
事前準備は別途紹介することにして、今日はSubNet をどの様に使うのかを説明します。

① 最初は2台のRoger inspiro を同じネットワーク(ID:A)で使用しています。こども達は親機の先生の声も、子機の先生の声も両方聞こえます。

② 子機のRoger inspiro の左ソフトキー(SubNet)を押すと、Roger inspiro のID がA からB に変わり、ネットワークA から外れます。当然、子機の先生の声はせこども達には聞こえなくなります。

③ グループ分けしたいこども達のRoger 受信機を、ID:B のRoger inspiro で追加します。

④ これで2つ目のグループ(ID:B)が出来上がりました。

⑤ ID:B のグループを終了し、全員が元のID:A のグループに戻るには、ID:B のRoger inspiro のSubNet を終了します。SubNet を終了すると、子機のRoger inspiro のID が元のA に自動的に戻ります。

⑥ この時点で、ID:Bのネットワークが無くなっているので、B のグループにいたこども達のID を速やかにID:A に戻して(追加ボタンを押す)あげてください。

次回は、SubNet を使うための事前準備として、子機の左ソフトキーにSubNet を割り当る方法を紹介します。

  

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