バイオニクス社「ハーモニー」のミキシング設定
2012年8月1日
先日、日本バイオニクス社の新しい人工内耳プロセッサ「ハーモニー」に使えるFMの紹介をしましたが、今回はミキシング設定についてです。
通常FMは、人工内耳プロセッサ本体のマイクが拾う音とFMマイクが拾う音の両方が聞こえる状態(FM+M)で使います。
人工内耳ではこのFM+Mの比率を調整することができ、この比率をミキシング比と呼び、ミキシングの調整は専用のソフトウェアを用いて行います。
写真は「ハーモニー」のミキシング比率の調整画面です。
FMを使う場合、通常は50/50に設定するのが一般的ですが、FMの音(先生の声)をもっと大きく聞きたい場合は、30/70を選択します。
なお、ハーモニーはTコイルを内蔵しており、Tコイルを使う場合はInternal Telcoil の設定でONを選択します。