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フォナックDSFシステム(その10)「DSFとMTN」

以前、フォナック DSF システム (その3) で、フォナックDSFシステムで利用するマイクロホンは、FMシステムで利用するマイクと同じインスパイロとダイナマイクとお伝えしました。
FMシステムでお馴染みのマイクロホンを同じ部屋で複数利用できる機能“MTN(マルチ・トーカー・ネットワーク)”も、もちろんDSFシステムで利用することができます。
フォナックDFSシステム用に使うインスパイロは、「DSFのみ」か「DFS+FM」の設定が登録されている必要がありますが、MTNで利用する際は、子機であれば「FMのみ」の設定のインスパイロでもそのままDSFシステムに使うことができます。
これは、MTNで使用する際は送信する先がFM受信機であろうがDSFのスピーカーであろうが関係なく、子機となるインスパイロは親機のインスパイロの仕様をコピーするということなんですね。
下記の写真は「FMのみ」のインスパイロを、親機になる「DSF+FM」のインスパイロとMTNを組んだときの画面の写真です。

MTN前のインスパイロ(FMのみ)

MTN後のインスパイロ(DSF+FM:子機)
画面が「FMのみ」から「DSF+FM」に切り替わっているのが分かりますね。
親機になるインスパイロは、必ず「DSFのみ」または「DSF+FM」の設定がされている必要がありますのでご注意ください。

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