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フォナックDSFシステム(その7)「自動音量調整」

フォナックDSFシステムは、部屋の騒音レベルに応じてスピーカーから出る音を自動で上げ下げしてくれます。
これは利用者にとってはとても便利な機能です。
部屋の騒音レベルは部屋ごと、またその時々によって上がったり下がったり常に変動してます。
一般的なスピーカーではアンプの音量調節のダイヤルを手動で調整する必要がありますが、話しながら音量調整をすることは現実的ではないですよね。
フォナックDSFシステムでは、騒音レベルをマイクロホン(インスパイロ)が常時監視し、54dB以上になると2dBづつ騒音レベルに合わせて動的に音量を上げます。
下のグラフで騒音(肌色)が54dBを超えるポイントからDSFシステム(濃いオレンジ)の音量も、騒音レベルと同じ形で音量が増減しているのが分かると思います。

お気づきの方もいるかと思いますが、この機能はフォナックダイナミックFMシステムに搭載されているFM自動音量調節と同じ機能です。
システム名に付いている「ダイナミック(=「動的な」を意味します)」が、まさにこの自動音量調整のことなんですね。

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