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フォナック DSF システム (その4)「線音源スピーカー」


フォナックDSFシステムに使うスピーカー「デジマスター5000」は、「線音源」と言う種類のスピーカーです。
「線音源」という言葉自体あまり聞いたことがないと思いますが、皆さんが普段目にするスピーカーは恐らく「点音源」スピーカーだと思います。
点音源が360°全方向に音が拡散していくのに対して、線音源は水平方向への指向性を持っています。
デジマスターのカバーを開けると(実際には開けられまっせんが)、コーン型ユニットが12個縦にずらっと並んでいます。
一定の間隔でコーンユニットを配置し、位相差を利用して水平方向の指向性を実現しています。
水平に広がるイメージはこんな感じです。

ちなみに、デジマスター5000は、一本で約100㎡の部屋をカバーします。
日本の教室の大きさなら十分ですね。

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