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フォナック DSF システム (その1)「サウンドフィールド」

フォナック DSF システムという言葉を聞いたことがある方はほぼ
ゼロだと思います。その理由は、今まで話していないからです・・・。
DSF というのが何の略称かといいますと、
Dynamic SoundField (ダイナミック サウンドフィールド)
というものです。
何回かにわけて、この『フォナック DSF システム』という言葉を
紹介していきます。
まず今日は SoundField (サウンドフィールド)システムについて
簡単に紹介します。
SoundField は文字通り日本語にすると『音場』です。
FM システムのように SN 比を向上させる一連のシステムのことを
サウンドフィールドシステムと呼んでいます。
FM システムの場合は、FM 電波を使っていますがサウンドフィールド
システムの場合は、『音場』を使っています。
すごくざっくり言ってしまうと、高性能のスピーカーシステムです。
イメージしていただくために、まずは↓をご覧ください。

こんな感じで、マイクに向かって話した声が上の写真の
『これ』
と書いてあるところから、聞こえてくるシステムです。
外国では学校の設備として、そんなに珍しくもないものとして
認知されているようです。
↓のように、Google Books で『soundfield system』と検索すると
結構いろいろな本がひっかかります。

補聴器・人工内耳をつけていない子供たちも、言語獲得中である
ことには変わりません。
そんな子供たちにはやっぱり SN 比が必要なんです!

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