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SN比と聞き取りテストの関係のグラフ(その1)

SN比と聞き取り、という観点で面白いグラフを知りましたので、それを
紹介します。
とりあえずは、なんだかわからなくても↓の図をご覧ください。

まずは縦軸の説明ですが、聞き取りのテストをしたときの結果です。
つまり、全部聞き取れたら、一番上の100%になり、半分くらい聞き取れたら
真ん中の50%のところになります。
次は、横軸の説明です。
横軸はSN比です。
左に行くとマイナスで、真ん中にゼロ、右に行けばプラスですね。
真ん中のゼロのところは、
「聞きたい声」と「雑音」
が同じ大きさで聞こえている状況です。
左に行けば行くほど、マイナスになるので、騒音の方が大きい状況ですね。
このグラフ上の線が何を表しているかというと、聴覚障がいのない人
の代表的な例を描いています。
従いまして、線の見方を改めて紹介します。
横軸が「-10dB」のところを見てみると、線は縦軸「50%」のところで
ぶつかっています。
これは、聴覚障がいがない人は、SN比が-10dB の状況で、50%の聞き取り
ができた、ということを意味しています。
もちろん個人差があったりするので、このグラフがすべてにおいて正しい
わけじゃないのですが、SN比と聞き取りという点で見ると面白くないですか?
最後に大事なことを書き忘れていましたが、これは成人の例です。

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