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FM 基礎講座(その7)

FM システムの説明をすると、最近よく質問されることがあります。
「送信機と受信機は何台ずつ使えるんですか?」という質問です。
使い方にあわせて幾つかシーンを考えて見ましょう。
■シーン1

送信機 受信機
1 台 1 台

話し手が1人で、聞き手が1人です。一番よくあるシーンだと思います。
送信機をまわせば、送信機を持って話す人の声を届けることができます。

利用できる送信機 インスパイロ iLapel
インスパイロ iBoom
ZoomLink+
EasyLink+

■シーン2

送信機 受信機
1台 N 台

話し手が1人で、聞き手が複数人の場合です。
学校の教室に FM を使っている子が複数いる場合ですね。
これも最近は増えてきています。
ここで N は何台あっても大丈夫です。制限としては、FM 電波が届く
範囲にある受信機の台数です。

利用できる送信機 インスパイロ iLapel
インスパイロ iBoom
ZoomLink+
EasyLink+

■シーン3

送信機 受信機
M 台 1 台

話し手が2名以上いるケースです。
話し手が複数いる場合なので、担任の先生と英語の外国人の先生
がいるようなケースですね。
この場合も大丈夫です。
ここで M は10台までなら大丈夫です。

利用できる送信機 インスパイロ iLapel
インスパイロ iBoom
ダイナマイク(*)

(*)MTN子機として利用できます。
■シーン4

送信機 受信機
M 台 N 台

話し手も複数いて、聞き手も複数います。
体育館での全校集会などで話すときに相当しますね。
シーン2、シーン3で書いているように N と M はそれぞれ制限が
あります。

利用できる送信機 インスパイロ iLapel
インスパイロ iBoom
ダイナマイク(*)
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