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人工内耳と FM の音の割合 (ミキシング比とは?)

人工内耳と FM を使っていらっしゃる方は聞いたことがある
かもしれませんが、『ミキシング比』という言葉があります。

これは覚えないといけない言葉ではありませんが、覚えている
と便利かもしれませんので、今日は紹介します。

ミキシングとは mixing と書き、ミックス(混在)している
割合です。

人工内耳のマイクからの音と、FM 送信機からの音がミックス
している比率になります。

上の図に描いているように、FM を使うときには
 ・FM送信機のマイクが拾う音
 ・人工内耳プロセッサ本体のマイクが拾う音
の2つがあります。

両方聞こえるようになっているのが、一番お勧めです。その理由
は FM を通して先生の声も聞こえるし、自分の声も聞こえるから
です。

「ミキシング比は1:1です」とか「ミキシング比は2:1です」
とかいう話を聞くことがあるかもしれませんが、そのときはこの
ことを言っています。

比率の順番は「FM の音:人工内耳本体の音」です。

ですので、2:1といわれるときには FM の音が2で、プロセッサ
のマイクからの音が1ということです。

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