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補聴器の豆知識シリーズ -ベントがもたらす音響効果

耳あな型補聴器の先端(耳の奥に入るところ)をよく見ると、ベント
2つの穴が開いているのが分かります。
1つは補聴器から音が出てくる穴であることは分かりますが、
もう一つは何か・・・?
実はこの穴は、ベントという名前のものです。
補聴器を耳に入れると当然ですが、
耳の内側と外側を遮断してしまい、
その結果、空気の循環もされなくなってしまうといった状態になります。
補聴器を入れた状態でもしっかりと内側と外側で通気してあげる必要があるので、
ベントという穴を開けていますが、ベントの役割はただそれだけではありません。
<ベントがもたらす音響効果>
補聴器を入れた状態でも通気をすることだけがベントの役割ではなく、
補聴器本来の役目である耳の中に適切な音(音量)を届けることにも影響を与えます。
ベントは、その直径と長さによってもたらしてくれる音響効果が異なります。
そのサイズは、補聴器をつける方の聴力レベルや耳の形、補聴器の種類を参考にして
決める必要があるとされています。
適切なサイズのベントが付いている補聴器が、音響的に適切な音を耳に届けてくれると
言ってもいいでしょう。

フォナックでは、耳あな型補聴器を製造する時に、オープンベント
お客様にとって最適な音響効果をもたらしてくれる
ベントとしてAOVをお薦めしております。
(AOVの詳しい内容は、以前のブログをご参照ください。
ブログ内検索欄で、“AOV”と入力してください)
また、初めて補聴器をつける方には、
フォナックの「オープンベント」をお薦めしております。
「オープンベント」は、耳への接地面積も小さく、
装用感も軽やかです!
是非お試しください!!

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