フォナック クロス II -プログラムスイッチやボリュームコントロールの設定-
2015年8月14日
先日もご紹介したフォナック クロス IIですが、
これはベンチャーシリーズ補聴器と互換性のあるクロス送信機です。
(スパイス/クエストシリーズの補聴器で使用する場合はフォナック クロスをご利用ください*1)
フォナック クロス IIからは、クロス側の入力音レベルを調節できる「CROSボリューム」
という機能が加わりました。
今までのフォナック クロスは、Phonak Targetの“マイクロホン減衰”から
予め調整を行っておかなければなりませんでしたが、フォナック クロス IIでは
装用者自身がクロス側からの入力音のバランス調節を行うことが出来ます。
ただし、ここからが重要です。
ベンチャーシリーズ補聴器とフォナック クロス IIには、プログラムスイッチしかないもの、
ボリュームコントロールも一緒に付いているものなど、いくつかの形状(タイプ)が存在します。
プログラムスイッチやボリュームコントロールは、Phonak Targetの機器オプションにて
設定変更が可能ですが、形状の組み合わせよってCROSボリュームの使用および、
その他使用可能な機能が異なります。
プログラムスイッチとボリュームコントロールをPhonak Targetの機器オプションで
設定する場合に表示される文言を表でまとめました。
▼機器オプションで表示される文言
★PDFデータはこちらからダウンロード可能です
*1 通信機能を持つ補聴器とのみ使用可能