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“聞こえない映画監督”今村彩子ドキュメンタリー ロードショー公開です

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フォナック・ジャパンでも以前、インタビューをお願いしたことのある
聴覚障害者の映画監督、
今村彩子さんのドキュメンタリー最新作『Start Line』(スタートライン)が
9月3日土曜日より全国ロードショー公開となります。
 


めざすのはゴール? それとも…


生まれつき耳が聞こえず、健聴者とのコミュニケーションに壁を感じてきた今村彩子監督。そんな彼女が、2015年夏、自転車で沖縄から北海道まで、日本縦断の旅に出ました。彼女自身が被写体となり、体当たりで撮影されたロードムービー『Start Line』。出発早々、悪天候に見舞われ、旅も失敗に次ぐ失敗の連続です。“聞こえる人”とのコミュニケーションにつまずきに、ヘコみ、涙し、それでもひたすら最北端の地に向けて走り続けた57日間。
そんな彼女のありのままの姿を追うのは、伴走者にして撮影を担う“哲さん”。「コミュニケーションを、あなた自身が切っている!」苦悩する今村監督に対し哲さんが浴びせる容赦のない言葉。今村監督の立場を案ずるがゆえの言葉でありながら、旅を中断せざるを得ないかもしれないという一触即発の危機が何度も訪れます。そして、旅の終盤には、難聴者のオーストラリア人サイクリスト、ウィルとの奇跡的な出会いが。
「ピープル インサイド オナジ」  人生の旅そのものといえる、3,824kmを走り抜け、彼女はどんな答えを見つけるのでしょうか。
さまざまな人生のチャレンジに。人との関わりに。ニッポン中の“ためらう”人に観てほしい、一篇の勇気のおすそわけです。
自転車日本縦断ロードムービー『Start Line』は9月3日(土)より新宿K’s cinemaを皮切りに、全国で順次公開されます。
フォナック・ジャパンは『Start Line』の応援団(協賛企業)です。
みなさん、ぜひ劇場まで足をお運びください。
オフィシャル・ウェブサイトはこちら
 

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