中国での国際会議とソノヴァグループの国際聴覚研修センター開設のご紹介
中国のフォナックで2つの大きなイベントがありましたのでご紹介いたします。
まずはアジアパシフィックの国際会議が4月28日~30日に北京で開催されました。
日本で昨年発売開始したスカイVとナイーダVが今回のタイミングで発売されていて、会議ではサウンドリカバー2の機能や指向性の進化など補聴器の機能についての紹介と同時に、補聴器を装用なさる家族の方への心理的影響などの研究紹介が行われました。
中国の同僚に聞いたところ、300名以上の方がお集まりくださり、発表された研究内容にとても興味をもってご参加いただけたとのことでした。
そしてもう1つ、5月8日には、中国の江蘇省蘇州市にあるソノヴァの蘇州工場の敷地の横に『ソノヴァ聴覚研修センター』が開設されました。
このセンターは聴覚専門家の養成と、現職の聴覚専門家のかたに向けた最新のリハビリテーション理論と、アジア太平洋地域における最適な聴覚関連の実務経験を提供するために設立されました。
この研修施設には、最新の聴覚教育技術を利用できる設備と、小児から大人まで装用効果を測定できる最新の設備を備えています。
開設当日には、ソノヴァ・アジア太平洋地域の代表、レオナルド・マーシャルからこのセンターの開設に際し、「中国における『ソノヴァ聴覚研修センター』の設立は、アジア太平洋地域におけるソノヴァの発展にとって重要な戦略の1つであり、現職および将来の聴覚医療専門家のための最先端の場所を作ることで、顧客のニーズを満たしアジア太平洋地域そして、世界の聴力ケアの業界発展の協力モデルを創造し続けます。」と発表しました。
国を越え、聴覚関連の研究やユーザーの方からのご要望ご指摘などの大切な情報を国際的に共有し、皆様のお手元にお届けできる製品に反映していくことがますます可能になり、フォナック・ジャパンにとっても、ますます楽しみなイベント開催でした。