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アジア環太平洋言語聴覚学会(APCSLH2017)が開催されました。

9月17日(日)~19日(月)に、千葉県成田市にある国際医療福祉大学成田キャンパスで開催されたアジア環太平洋言語聴覚学会に参加させていただきました。

同学会は2年おきの国際学会で、アジア環太平洋の言語聴覚士やオージオロジストを中心に開催されます。2015年は中国で、今回は日本で、2019年には上海で開催される様々な国の方が参加される学会です。
私たちフォナックは、学会の3日目にセミナーを開かせていただき、横浜国立大学教育学部 特別支援教育講座 教授 中川辰男先生と、国際医療福祉大学 保健医療学部言語聴覚学科 准教授 小渕千絵先生に講演頂きました。

檀上、中川先生から”Factors to Consider When Using Wireless Amplification Systems in School Environments”と冠して学校の環境で、無線を使用した補聴援助のシステムを使う際に考慮する要素について、機器を利用した際のメリットと、心を配るべき点を中心にご説明がありました。
小渕先生からは“Assessment and Management for People with Listening Problems”と冠して聞き取りに問題を抱えている方に対して診療の際の検査のご紹介を含め、研究と臨床の成果のご説明がありました。
先生方のご説明のなかでご説明いただいた、フォナックのロジャー フォーカスを中心に、会期中、ご希望いただいた方には試聴スペースを設けロジャーの音を体験していただいたり、各会場にロジャーデジマスターを置いて情報保障のお手伝いをさせて頂くことで、日本だけではなく、中国や韓国などアジアの各国のかたからもご感想を頂く貴重な機会となりました。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ご講演いただいた中川先生、小渕先生、大会長の城間先生を始めたくさんの先生にアドバイスを頂戴しながら貴重な機会を頂けたことに改めて感謝をいたしますと共に、多くの患者さんを直接診ていらっしゃる先生方に、ロジャーの仕組み・機能・可能性を時間と体験をもって知って頂けたことに感謝いたします。
今後も、ユーザーの皆様にはもちろん、ユーザーの方々を支えていただく皆様に、より良い選択肢や可能性を探るお手伝いが出来る様このような機会を増やしていきたいと思います。

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