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総務省プログラミング教育実施モデル実証事業 第3回目のご紹介

先日ブログでもご紹介しました実証事業の第3回目が12月24日(日)に開催され、会場に再度お伺いしてまいりました。

一回目の様子はこちらから
今回は、参加されたお子様と保護者の方を併せて総勢13名で、これまでの内容の復習と、お子様の成果発表をメインに進行されました。
今回も下図の形で、

フォナックのロジャータッチスクリーンマイク2と、パスアラウンドマイクをUDトークをつなぎ、講師の鎌田氏の音声情報を、補聴援助システム経由で個々の児童にしっかりと伝える聴覚支援と同時に、UDトークでの文字情報による視覚支援の環境を整えての実施となられました。
配置図を文字にしますと
-講師の鎌田氏がタッチスクリーンを装着  鎌田様のご紹介はこちら(リンク)
-こども達の発表はパスアラウンドマイクを使用
-マイクロホンからの音はこども達の補聴器/人工内耳に取り付けた受信機に送信
-UDトーク入力はiRig2&マイリンクを使用
-健聴者用にはDM7000を設置(音量デフォルトから-2dBに設定)
-見学の方のためにロジャー フォーカスとマイリンク&ヘッドホンを設置
となります。
見学された方からは、上記で使用した機器のどれが必ず必要なのか といったご質問も頂戴し、図にある機器のサポートが全て揃う形が理想的といえる情報サポートになり、その理由は難聴の児童にとって「聞く」と「考える」の同時作業が困難な状況があることなど、聞こえのバリアを感じない状況を作っていくための啓蒙がまだまだ必要であることも、私たちにとって明確化した機会となりました。
今回、ロジャーをご活用いただきました香川県難聴児(者)をもつ親の会様におかれましては、先般内閣府から障害者週間に、福祉の向上に対する功績を表彰されており、常に難聴児(者)の立場においての最善を追求される姿を拝見しております。

活用いただきましたことを改めて御礼申し上げますと同時に、私たちも益々、ユーザーの方の立場から必要なサポートを提供し続けていくことの出来る会社でありたいと改めて身の引き締まる思いで参加をさせていただきました。

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