片側の聞こえ～一側性難聴とは

2021年11月5日

一側性難聴とは

以前ご紹介したきこいろ様の「片耳難聴Cafe」に関連して、片耳が聞こえない・聞こえにくいことで困ることや、困っていらっしゃる方向けのフォナック製品をご紹介します。

左右のうち、片側の耳だけが聞こえない・聞こえにくいという「一側性難聴」「一側性聾（ろう）」は日本では1,000人に1～2人が罹患しているといわれており^(*1)、その原因はさまざまです。ご自身で一側性難聴の疑いを感じられた場合には、放置をせずにすぐ耳鼻科医師の診察を受けましょう。

このような一側性難聴には「CROS補聴システム」がおすすめです！

CROSは、「Contralateral Routing of Signal (信号の対側経路)」の略です。聞こえない方の耳側の音や声をCROS補聴システムを使って聞こえる方の耳につけた補聴器に飛ばし、聞こえない側の音や声を届けます。

片方の耳が聞こえにくいという方は、ぜひCROS補聴システムをお試しください。

また、授業中や会議など、騒がしい中で少し距離の離れたところにいる人の話し声を聴きたいという時にはロジャーフォーカス llがお勧めです。ロジャーフォーカスなどのワイヤレスシステムは、話者の声を直接耳に送信することで、一側性難聴を抱える人々を支援します。

フォナッククロスやロジャーフォーカス llにご興味をお持ちの方はこちらからお問い合わせください。

^{(*1)参考文献ｰ}^{日本耳鼻咽喉科学会学校保健委員会:耳鼻咽喉科・学校保健マニュアル。診断と治療社,1995}