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新型ウイルスに負けるな!ロジャーを使って快適リモートワーク!【集団補聴編】

前回はロジャーの使用者が自分(一人)だけの場合を想定していましたが、今度は一つの会場に複数の補聴器/人工内耳装用者がいる場所を、どこか別の会場とオンラインで結ぶことを想定してみます。

つまり、このようなケースです。
① メインとなる会場内で集団補聴が必要
② その会場の音声をオンラインツール(skypeやzoom、Microsoft Teamsなど)で接続先にも送る必要がある
③ 接続先の会場からの音声も補聴する必要がある

分かりやすいように、メイン会場の音声を音声A、接続先の会場(遠隔地)からの音声を音声Bとして記載します。

まずは、①のメインとなる会場内の集団補聴が可能になるように、話し手の人数分のロジャー送信機と、ロジャー デジマスターを設置し、マイクが正常に働くことを確認しましょう。

次に、ロジャーの音声をオンラインツールの音声入力として使用するため、受信機としてロジャー マイリンクおよびiRig2を接続します。

ここでは、音声端子が4極の統合端子の場合のノートパソコンを例に挙げます。

まず、ロジャー マイリンクとiRig2を接続します。

 

iRig2の4極端子はパソコンの統合端子に接続します。

 

これで、パソコンのマイクロホンとしてロジャーが使用できるようになりました。
しかし、これだけでは、メインとなる会場の音声(音声A)は遠隔地に送ることができるものの、遠隔地の音声(音声B)をメインとなる会場で聞くことが出来ません。

そこで、パソコンの音声出力をロジャー デジマスターの外部入力に接続します。
こうすることで、パソコンから流れる遠隔地の参加者からの音声(音声B)をメインとなる会場で聞くことが出来るようになります。

パソコンに接続したiRig2にあるヘッドフォン端子と、ロジャー デジマスターの外部入力端子を接続します。

 

 

こうすることで、ロジャー送信機の音声(音声A)と、パソコンからの(遠隔地の)音声(音声B)をミキシングすることができます。

つまり、ロジャー デジマスターのスピーカーからは会場のマイクロホンの音声(音声A)と、遠隔地の参加者の声(音声B)の両方が流れてくることになります。

※ただし、補聴器・人工内耳に取り付けたロジャー受信機には、会場のロジャー送信機からの音声(音声A)のみが聞こえてきますので、ロジャー デジマスターの音声は補聴器/人工内耳自身のマイクロホンで集音する必要があります。

全体の構造としてはこのようなイメージになります。

 

ロジャー を使って「こんなことできる?」「実験してほしい」などという疑問やご要望がありましたら、下記のメールアドレスもしくはこの投稿の下にあるお問い合わせフォームよりお知らせください!

メールアドレス:lifeison.jp@phonak.com

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