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[ご紹介]my roger story vol.10 ~音声通訳への活用

補聴器だけでは聞き取りの難しい場所で、より快適な聞こえをワイヤレスでサポートする補聴援助システム「ロジャー」。今回の my roger storyでは、「ロジャー  ペン」を音声通訳が必要なシーンで活用されている方の体験談をご紹介します。

ー ロジャーをお使いになる前に何かお困りのことはありましたか。
以前は、遠くにいる人の声が聞こえにくい、小さな声が聞こえない、といった課題がありました。特に、会議における聞こえに困っていました。私は目と耳に両方に障害のある「盲ろう者」です。目が見えないため、相手の口元をみたり、手話をみたり、文字通訳を見るといったことができません。そんな私にとって音だけが頼りなので、「音声通訳」を受けることがあります。音声通訳は盲ろう者への通訳方法のひとつで、通訳者が相手の話した言葉を耳元やマイクに向かって声で通訳してくれます。ところが、会議の場などで通訳者があまり大きな声を出すことはできないため、はっきりと聞き取れないことがよくありました。
 

聞こえやすさはロジャーを使うことで改善されましたか。
会議においてロジャーを使って通訳してもらうことで、通訳者が小さな声で話しても音声を拾うことができるようになりました。手元で聞き取りやすい音量に調整することができるので、通訳者の声を快適な音量で聞くことができます。また、話者にロジャーを渡すことで、相手の声を直接補聴器で聞くことができる点も助かっています。顔が見えなくても声の特徴や話し方などが分かり、自分の中に相手の印象が残りやすくなります。

(以上一部本文より抜粋)

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