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[ご紹介]my roger story vol.12 ~人工内耳との活用

補聴器や人工内耳だけでは聞き取りの難しい場所で、より快適な聞こえをワイヤレスでサポートする補聴援助システム「ロジャー」。今回の my roger storyでは、耳あな型補聴器と「ロジャー セレクト」および「ロジャー ペン」を人工内耳と共に活用されている方の体験談をご紹介します。
- ロジャーをお使いになる前に何かお困りのことはありましたか。

私は人工内耳歴6年なのですが、人工内耳だけでは完全に聞き取ることはできず、職場ではよく筆談の支援を依頼していました。特に会議では話についていけずに困っていました。さらにコロナ禍となってからは全員マスクを使用するようになったので読話ができず、聞こえの不自由が深刻になりました。

-聞こえやすさはロジャーを使うことで改善されましたか。

松本さま特製!ロジャー ペン立て

マスクを介しての聞き取りが格段に良くなり、ロジャーは講演会や会議での必需品となっています。使い方については、様々な工夫をしています。例えば講演会の場合、参加申し込み時に必ずロジャーの使用方法を写真付きメールで依頼し、かつ読話と無線機の受信が確実な講師・演台の近くの座席をお願いしています。主催者からマイクとのハウリングの有無についてよく質問がありますが、これについては問題ない旨を伝えています。

松本さまのさまざまな活用の工夫方法はこちらから!?

-ロジャーを使用される時に、特に便利に思われるのはどのような時でしょうか。
WEB 会議で非常に便利です。コロナ禍でWeb 会議システムの使用頻度が高くなって以来、PC とロジャー セレクトをケーブルでつないで使っています。人工内耳をしているとヘッドホンが使いづらいのですが、この接続の仕方だとヘッドホンなしで良いのでストレスが減り、部屋の中を自由に動き回っても音声がよく聞き取れるのでとても快適です。職場では、聞き取りが改善したことで発言の機会が増えたり司会を務めることが可能になるなど仕事の幅も広がりました。さらに長時間の研修にもチャレンジしてスキルアップを図れるようになったことも嬉しいですね。
-その他、ロジャーの購入を悩んでいる方へのメッセージなどありますか。
ロジャーは高価ですがお金以上の価値があり、QOLが豊かになるツールです。私は聴覚障害による相当なストレスを様々な場面で抱えつつ、それを解消するためにロジャー ペンおよびロジャー セレクトを活用する工夫を重ねてきました。今後もこれらの機器の恩恵に心から感謝しつつ、さらに、私の人生を支える最強ツールとなるよう、努力していきます。

(以上一部本文より抜粋)

松本様の素敵なmy roger stroyの続きは、こちらから!

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