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きこいろ × フォナック コラボ企画 片耳難聴ソリューション体験談

きこいろ×フォナックコラボ企画の一環として、きこいろメンバーのみなさまにフォナックの片耳難聴向けソリューションを試していただきました。

おかげさまで多数の応募があり、まだモニターを完了していない方もいらっしゃるのですが、中間発表ということでこれまでにいただいた5名の方の回答をご紹介してみたいと思います!

■ モニター対象製品

フォナック クロス P(ブログ記事はこちら
ロジャー オン(ブログ記事はこちら

CROSおよびロジャーの受信機として、聞こえの良い側の耳にフォナック オーデオ Pを使用しました。

■ システムの概要

体験結果

1. 聞こえの困難を感じる場所

普段どのような場所で聞こえの困難を感じていますか?という質問には、「聞こえにくい側からの声かけ」「騒がしい場所」や「複数人での会話」のほか、具体的に「車の中」や「スーパーマーケット」という回答がありました。

2. 試してみたい場所・シーン

今回のモニター製品を試してみたい場所やシーンはありますか?という質問は前の質問と一致する項目が多かったのですが、他に「テレビの音声」や「楽器の演奏中」「合唱の練習」といった回答もありました。

3. 使用場所・シーン

モニター製品を実際にどのような場所・シーンでお使いになられましたか?という質問には「職場」「食事の時」「車の運転時」のほか、「病院の受付」や「オンライン会議」、また「雑談の場」という回答もありました。

4. 効果を感じられた場所・シーン

CROS・ロジャーそれぞれについて、効果を感じられたのはどのような場所・シーンでしたか?という質問には以下のような回答がありました。

CROS ロジャー
• 会話(静かな事務所)

• 助手席の人との会話

• 職場や会議(聞き取りにくい側からの声)

• テレビを見ながらの雑談

• 職場の会議

• PC(オンライン会議)の音声

• 職場でのコミュニケーション

• 飛行機に乗ったとき(家族の口元につけておいた)

 

5. 効果を感じられなかった場所・シーン

逆に、期待どおりに効果が感じられなかったのはどのような場所・シーンでしたか?という質問には以下のような回答がありました。

CROS ロジャー
• 運転中の他の車の方向

• 騒がしい場所(ボリュームを上げないと聞き取れないような場所

• スーパーではあまり効果が感じられなかった

• テレビに接続したらノイズが入ることがあった

6. 使用頻度

モニター期間中に、両製品を使った頻度についてお伺いしました。当初は半分程度かと想定していましたが、結果はCROS補聴システムの方が上回りました。

回答 (件数)
ロジャーが80%以上 (0)
ロジャーが60-80% (1)
どちらも同じくらい (0)
CROSが60-80% (2)
CROSが80%以上 (2)

 

7. 他の補聴器機との違い

現在、もしくはこれまでに補聴機器を使用したことがある方に限定して、それらと比較して今回モニターに使用した製品とをどのように感じたかお聞きしました。

CROS補聴システム フォナック クロス Pについて:

  • 以前試した他社のCROSより良く聞こえた気がする。
  • いままでは時間を限って試たことがあるが、今回は一日12時間程度をほぼ毎日試してみた。音質が自然で、つけていることをわすれることが多かった。

ロジャー オンについて:

  • 使い勝手が非常によい。
  • 逆に小さすぎて、なくさないかというのが心配。
  • どんな服でも着けやすく、持続時間が長時間。
  • 音質が自然。

8. その他

聞こえに与える影響やご意見・ご要望など、感じたことをフリースタイルでお聞きしました。

  • メガネとマスクが干渉する(引っかかる)ので気を遣った
  • マスクと一緒に使っても外れにくいものが欲しい。
  • 見えにくくおしゃれなものがあるといい。
  • 耳を触ることが多くなったせいか耳せんのせいかわからないがすこし耳の中が荒れた。
  • 自分の声も大きくなることがあり違和感があった。
  • 聞こえにくい側の耳に何かをつけるのは煩わしい(違和感だったり、痒くなったり)。
  • 試聴とその期間がとても大事だと感じた。

 

アンケートを拝見して

片耳難聴による聞こえの困り感は人によって様々であり、よってどのような解決方法が適しているのかも人それぞれです。まだ回答数が少ないものの、それを改めて感じるとともに、中には興味深い回答もありました。

例えば、テレビを見るときがそれほど困難な聞き取り環境とは想像していなかったのですが、自分の右側にテレビ、左側にパートナーがいる場合、テレビを観ながらおしゃべりするのを難しく感じていたのがCROSによってラクに感じたという声です。またオンライン会議でロジャーを活用するという声も、コロナ禍ならではの回答でした。

一方、一部の方から「音が大きい」「うるさい」という回答がありました。非常に騒がしい場所ではボリュームを上げる必要があり、そのような場所ではうるさく感じたり、頭が痛くなったりしたという回答もありました。これは微調整不足によるものと考えられます。今回、依然として新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていたため、一部の方には(耳を痛めないように配慮して)あらかじめプログラムを行ったデモ機を送付し、オンラインでの面談を行いました。そのため、音量・音質の微調整が不十分であったことは否めません。聞き取りの良い側の聴力が正常であっても、音質や音量、最大出力などを細かく調整する必要があると実感しました。

モニターに参加していただいたきこいろ会員の皆様に感謝するとともに、今回のレポートが片耳難聴を抱える方の問題解決の一助になれば非常に嬉しく思います。

モニター企画終了後には改めて結果を発表いたしますので、どうぞご期待ください。


フォナック × きこいろ コラボ企画「知ってください片耳難聴」の第一回目、代表の岡野由実さんへのインタビュー記事はこちらでご紹介しています。

「きこいろ 片耳難聴のコミュニティ」に興味を持たれた方はこちらのホームページをご覧ください。

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