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【ルミティで会話が輝く秘訣 ③】ステレオズーム2.0

新発売の「フォナック オーデオ ルミティ」の大きな特長といえば、、さまざまな状況下のことばをより聞き取りやすくして会話がラクに楽しめる*1*2*3フォナック スマートスピーチ テクノロジー」。

フォナック スマートスピーチ テクノロジーの新機能「スピーチセンサー」については、前回のブログでご紹介させていただきました。

今回は、フォナック スマートスピーチ テクノロジーもう1つの新機能「ステレオズーム 2.0」についてご案内します。

1対1の会話など、目の前の相手との会話にもっと集中しやすく –  さらにスムーズ、スマート、ストロング

すぐ目の前にいる親しい方と会話を楽しみたいと思っても、周囲が騒がしい状況では相手の話すことに集中するのは大変です。久しぶりに会った友人と近況報告や思い出話で盛り上がった場合はなおさら、長時間会話についていくのに苦労するものです。

ステレオズーム 2.0なら、騒がしい場所でマイクの指向性を話者に自動フォーカス。周囲の音環境を調整しながら、マイクも従来よりスムーズ、しかも段階的かつ継続的に調整されるので、会話への没入感がぐんと自然に。研究によると、従来のステレオズームと比較してSN比が2.5dB改善*し、騒がしい場所で正面から話されることばの理解が16%*4向上することが分かっています。

ステレオズーム 2.0について、詳しくはこちらの動画も是非ご覧ください:

なお、オーデオ ルミティのマイクの指向性はデフォルトで自動調整されますが、スマートフォンでマイフォナック アプリを使うことにより、フォーカスする強度を自分好みにマニュアル調整することも可能です。

調整方法については、こちらの動画でご紹介しています:

次回は、ルミティと補聴援助システム「ロジャー」の組み合わせ(相性抜群!)についてご紹介します。どうぞお楽しみに!

オーデオ ルミティについて詳しくはこちら

出典/参考資料:
*ステレオズーム2.0の最大強度をデフォルト強度と比較(固定指向性との比較)
*1 Appleton, J. (2020) AutoSense OS 4.0 – significantly less listening effort and preferred for speech intelligibility. Phonak Field Study News retrieved from www.phonakpro.com/jp/ja/support/other-support/Evidence. 2022年10月にアクセス。
*2 Latzel, M. & Hobi, S. (2022) Receiver with mechanical vent provides benefit of open and closed acoustics for better speech understanding in noise and naturalness of own voice perception. 2022年8月にアクセス。
*3 Thibodeau L. M. (2020) Benefits in Speech Recognition in Noise with Remote Wireless Microphones in Group Settings. Journal of the American Academy of Audiology, 31(6), 404–411.
*4 Woodward,J and Latzel, M (2022) New implementation of directional beamforming configurations show improved speech understanding and reduced listening effort. Phonak Field Study News in preparation. 2022年末公開予定。
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