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インフィニオ ウルトラ:専門家とクライアントの生活をより快適に

※本記事は、Phonak Audiology Blog に掲載された記事を翻訳したものです。

新しいテクノロジーが登場するたびに、フォナック は、聴覚ケアをよりスマートにするだけでなく、よりパーソナライズされたものにすることを目指しています。新しいインフィニオ ウルトラプラットフォームは、この伝統を受け継ぎ、信頼性、ワークフロー効率、人中心のケアをさらに進化させ、日常業務において専門家とクライアントの双方を支援します。

本インタビューでは、マーレン・シュトローパール博士(ソノヴァ グループ ホリスティック聴覚ケア部門 ディレクター)が、イージーガード耳せんAPD 3.0といった革新がフィッティングプロセスをどのように簡素化し、双方にとってより快適な体験を生み出すのかについて語りました。

マーレン・シュトローパール(Maren Stropahl) : ソノヴァ グループ ホリスティック聴覚ケア部門 ディレクター兼ソノヴァ オーディオロジー ケアのオーディオロジー責任者
マーレンは、グローバルな聴覚ケアにおいて、イノベーションの推進、臨床の質の向上、戦略的発展に力を入れつつ、健康的な加齢や長寿という広い視点を大切にしています。現在は、聴覚ケアの専門家や科学コミュニティと密に連携しながら、健やかなエイジングと新しいケア提供の方法を探求しています

それではインタビューをご紹介します。

インフィニオ ウルトラの開発における全体的な目標は何でしたか?

私たちの目標は、専門家とクライアントの双方にとって、フィッティング体験をできる限りシームレスで安心できるものにすることでした。小さな障壁を取り除き、信頼性を高め、技術的な細部ではなく「人」に集中できるようにすることを重視しました。

イージーガード耳せんはどのような点で画期的なのでしょうか?

当社のクライアントの多くは70歳以上の高齢者で、小さなデバイスの取り扱いが難しい場合があります。指先の器用さの問題により、ドームや耳垢防止フィルターの交換が困難であり、耳垢の蓄積は来店予約の主な原因の一つです。

そこで研究開発チームは、特殊な保護膜を使ってレシーバを耳垢から保護しながら、クリアな音を維持する「イージーガード耳せん」を開発しました。この膜は音質に影響を与えないので、音質を損なわず、システム全体の信頼性は大きく向上します。

初期評価では、イージーガード耳せんによって予約来店が最大38%削減されることが示されています。これは専門家にとっても朗報です。機器の修理に費やす時間が減ることで、クライアントケアにより多くの時間を割けるようになるからです。

日常業務にはどのような変化がありますか?

クライアントにとっては、トラブルが減り、補聴器が安定して動作する安心感が得られます。専門家にとっては、メンテナンスによる再来店が減り、時間とストレスの軽減につながります。複雑さを増やさずに効率を高める、いわば“静かな革新”であり、忙しい現場にとって大きな意味を持ちます。

新しい初回フィッティング体験について教えてください

初めて来店する方は、どうしても圧倒されがちです。たくさんの新しい情報に触れることになり、感情的にも大きな瞬間です。新しい初期フィッティングアルゴリズム「APD 3.0」は、短時間で高品質な調整を可能にし、最初の瞬間から音を受け入れやすくします。

初めての体験が快適で自然に感じられることは非常に大切です。ここでの印象が、クライアントが補聴器を家で使い続けるか、再度来店して聴覚ケアを続けるかを左右します。

人中心の聴覚ケアにどう貢献しますか?

人中心のケアとは、専門家がクライアント一人ひとりのニーズを理解し、十分な時間をかけてサポートできる状態を指します。

イージーガード耳せんやAPD 3.0のような機能は、小さな障壁を取り除き、技術的な調整にかかる時間を減らします。その結果、専門家は対話に集中できるようになります。

それこそが、真に人中心の聴覚ケアです。

ソフトウェアやワークフローの改善も重要なのでしょうか?

私たちは補聴器本体だけでなく、専門家が日々使う管理ツールの改善にも取り組んでいます。今回のアップデートでは、フィードバックテストの高速化、ガイダンスの向上、直感的な操作ステップが実現されています。

一つ一つは小さな改善ですが、積み重なることで大きな違いを生みます。プロセスがスムーズで予測しやすくなるほど、専門家の自信が高まり、その安心感はクライアントにも伝わります。

今後、インフィニオ ウルトラはどのように評価されるでしょうか?

専門家とクライアント双方にとって「使いやすさ」を実現した点で記憶されると思います。信頼性、音質、効率的なワークフローの組み合わせにより、フィッティングプロセスに新たなレベルの効率と信頼をもたらします。

特にイージーガード耳せんは大きな影響を与えるでしょう。補聴ソリューションの安定した動作を支え、専門家とユーザー双方のストレスや不満を軽減します。

個人的には、私たちの焦点を本当に大切なところに置き続け、人々が人生を彩る音や瞬間と再びつながる手助けをしていることが、とても嬉しいです。

ありがとうございました

 


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