聞こえのブログのロゴ

“聞き逃さない、輝く会話” クロス ルミティのイロハ

一側性難聴者の聞こえに真摯に向き合ったCROS送信機「クロス ルミティ」

補聴器と一緒に使用するCROS補聴システムは、一側性難聴の方の聞こえをサポート。聞こえる耳側に補聴器、聞こえない耳側にCROS送信機をつけると、CROS送信機が周囲の音をキャッチし、聞こえる耳側の補聴器まで届けます。

今回、この一側性難聴(片耳難聴)の方のためのソリューションとして、フォナック最新のルミティプラットフォームを搭載したクロス ルミティが登場しました。クロス ルミティは、3種のルミティシリーズ補聴器(オーデオ L-R、ナイーダ L-PR、スカイ L-PR)と一緒にお使いいただけます

ルミティの多彩な機能をクロスでも使えて快適&便利

● ことばの理解を多角的にサポート

クロス ルミティなら、反対側に装用しているルミティ補聴器と同じ機能/プログラムをお使いいただけます。つまり、オートセンス OS 5.0 をはじめ、フォナック スマートスピーチ テクノロジーを中心とした会話の聞こえを自動サポートする機能をお使いいただけるほか、マイフォナック アプリとの互換性ならびにユニバーサル接続にも対応しており、日常生活に嬉しい利便性も兼ね備えています。

特に注目したい機能が、フォナック スマートスピーチ テクノロジーの機能の一つ、ステレオズーム 2.0。クロス ルミティでは、”非常に騒がしい中でのことば” プログラムの起動時に、騒がしい場所でマイクの指向性を話者に自動フォーカスするステレオズーム 2.0機能をお使いいただけます。

● 「両耳から」の聞こえのメリット

フォナック クロスを使用した最近の研究では、BiCROS補聴器の装着における聴取努力と主観的評価に与える影響について調査しました*1。その結果、聴取努力が減少され、主観的評価が向上されたことが示されています。

● 詳しくは、オーディオロジーブログ “クロス ルミティ:「両耳から」の聞こえがウェルビーイングにつながると最新の研究で明らかに。” をご覧ください。

ロジャーと接続

クロス ルミティを使用するもう一つのメリットとして、ロジャーダイレクト機能が挙げられます。

ロジャー受信機機能をインストールしたルミティ補聴器は外部受信機が不要なので、外部受信機接続の場合と比較して耳周りがすっきりとします。また、状況に合わせてCROSシステムとロジャーを使い分けていただくことが可能です。

● デジタル補聴援助システムロジャーについて、詳しくはフォナックのウェブサイトでご紹介しています。

 

使いやすさと選びやすさも◎

● 充電式

クロス ルミティは、便利な充電式を採用しているので取り扱いが簡単です。

● 豊富なカラー

これまでのクロスに無かった3色を新たに追加しました。全11色のスタイリッシュなカラーバリエーションよりお選びいただけます。

 


従来のパラダイスプラットフォームよりさらに利便性が向上した、クロス ルミティ。ぜひお近くの補聴器販売店でお試しください。

【参考】

フォナック クロス L-R 製品情報(フォナック補聴器公式サイト)

出典/参考資料:
*1 Folkeard P., Saleh H., Kuehnel V., Voss S., Qian J., Scollie S. (April 2023). The BiCROS experience: A patient oriented approach to investigate subjective outcomes using questionnaires, and a patient perspective of BiCROS preference. Poster displayed at AAA publication pending.
カテゴリ別メニュー
聞こえに関する情報をお届けします